師匠 青木英郎、67歳。
私の父とほぼ同じ世代。
現役生としてお世話になっている頃は、本当にお父さんと話しているみたいに
毎日が楽しかったです✨
いつも教室で優しく迎えてくれ、
私達は先生が仕入れて来て下さったいろんなお花の中から
自由に花材を選び、自由に作りたい作品を仕上げていく。
時には師匠としてご指導を、時には無邪気に私達と楽しくお話をして下さりながら
育てて下さった、大切なお師匠さま。
師匠は、今までの園芸手法ではタブーとされていた根をほどき、土を落として、
花と花とを1つの花束のように組み合わせて植え込むという手法を提唱することにより
多くの専門家と呼ばれるような人々から非難や苦言を受け、活動に対する様々な困難を乗り越えられて来られたのでしょう。
花の植え方とはこうあるべきだ!とする世の中にあって、
私の植え方でもしっかりと育ち、美しく見せることができるんです!
そう唱える人の意見を皆はなぜ否定し、聞く耳を持ってくれなかったのか。頭ごなしに押さえつけたりしたのか。
そんな世の中でなければ、この あおき式プランツギャザリング はもっと早く世に浸透していたのではないかと私は思っています。
やっと時代が先生に追いついて来た、そう思っております。
青木先生を心から尊敬し、これからも師匠の意志をお守りいたします。
IFEXでのデモンストレーション後の師匠のスピーチはこちら
このスピーチに青木英郎という人物のほとんどが詰まっている気がいたします。